2015.3.2. 1日店
快晴。思い切って布団を干した。
仕事開始。娘は昨日の代休で学校休み。
月曜日なので荷造り作業が多め。いつもお買い上げありがとうございます。昼飯を挟んで続けた。
昼飯を食べながら録画してもらったヨルタモリを見てたら斎藤工さんがゲスト。「弱そうな名前も集めているんです」といって最初に挙げたのがなんと”新丸子”。「なんか弱そうじゃないですか」一同爆笑。
昨夜は借りてきたDVDで「青天の霹靂」を観た。劇団ひとり監督作品。大泉洋さんと柴咲コウさん。そして劇団ひとりさんが主要キャスト。これがなかなかおもしろかった。
売れないマジシャンの主人公。何もかもツイてない。マジックバーで働いてもうまくいかずに後輩マジシャンに追い抜かれる。夕食はスーパーの時間帯半額セール品。アパートの部屋に戻れば水道管破裂で水浸し・・・。そして、警察から電話があり、オヤジさんが亡くなったことを告げられる。河川敷の現場近くにあった小屋の中にはオヤジさんと小さいころの主人公が写った写真が残されていた。「こんなもんを大事に取っておくなんて・・・」もうなんで生きてるのかわからなくなっちゃったよ、とつぶやいた瞬間。主人公の頭上に青天の霹靂が訪れる。
これは一種のタイムスリップものなのかしら・・・。目を覚ました主人公は同じ河原で寝っ転がっていたが、周りの風景が一変していた。ふと目にした新聞紙には「昭和48年」と表記が。\n当然、身寄りのない身。彼のマジックを見た小学生に案内されるまま浅草の”雷門ホール”へ。そこの支配人にスプーン曲げのマジックが認められる。舞台に穴をあけたマジシャンのかわりにステージに上がれ、と言われ、支配人の娘とコンビを組むことになった。果たしてスプーン曲げはオオウケする。
大泉洋さんのかなり抑えた演技とマジックのキレがいい。柴咲コウさんはどんな女性を演じてもどこかに可愛さを残しているのがウマイなぁっていつも思う。劇団ひとりさんはさえない男役がはまってる。さらにドはまりなのが支配人役の風間杜夫さん。
物語は進み、若き日の父親とコンビを組んでステージに上がるというミラクルを描く。そして、子どもの頃に聞かされた「母親は自分を捨てて家を出て行ってしまった」という話の”ホントウのコト”を知る。
そりゃそうだ。自分の子どもを捨てて家を出るなんて親はいないのよ・・・。
ワタシもオヤジと同じ仕事を選んだ人間としてこの物語の主人公には共感するところがある。いや、別に同じ仕事じゃなくても、子どもを持った男として、ってことで充分に。
描かれる背景としての”昭和”もなんだかとても懐かしかったな。
629歩 0.37km 6分 29.4kcal 0.6g