2022.5.15. 台場-シン・ウルトラマン
くもり空。
早めに仕事にとりかかり、一区切りした頃に3人でお出かけ。今日はお台場で開催中の「チームラボ・ボーダレス」を観にいくことになっている。
りんかい線で東京テレポート駅下車。いつの間にか閉館していたビーナスフォートとかのあたりに会場があった。この展覧も8月末で一旦閉場になるらしい。
入場料はそれなりにする。どんな展示なんだろうなぁ。ちょっとDランドを思わせる入場の過程を経て真っ暗な中に入っていく。プロジェクターを多用した動く絵と音楽に浸る感じ。絵はどんどん変化していくから、時間が経つとまったく別の動く絵が映っている。なるほどねぇ。視野をすべて映像で占めると没入感が出るんだな。ただ、あくまで映像なので、空間に慣れてくると実体がないので量で押されてもなぁ、って思いはじめる。と、無数のLEDが天井から吊り下げられた空間で”雨”を再現されていたり、たくさんのランタンがぶら下がっている鏡張りの部屋をさまよったり、コンサートで多用されるバリライトが音楽と共に四角い空間を駆け巡ったりする展示場所を見つけた。やっぱり実体のあるものには説得力があるな。特にバリライト。ああ、いいものを見せてもらったな、って感想になった。
入場してからたっぷり2時間滞在していた。
観覧車の横を通り、閉館していたビーナスフォートの廃墟な感じを楽しんでから昼飯。そのあとお台場海浜公園へ行ってみると、龍舟の大会が開催中だった。へー、初めて観たよ。
レースが開始する前に予約していた時間が近づいたので、ワタシだけ離脱して駅へ向かった。これから川崎で「シン・ウルトラマン」を一人観る予定。
で、シン・ウルトラマン。まだ公開直後だからネタバレはしない方がいいかな。ただ、予告映像にあった怪獣の他にも登場する星人も居たりしてなかなか贅沢な構成。よかったのは、怪獣がつぎつぎ登場する理由に触れていたこと。
オープニングは矢継ぎ早に「これまでの経緯」がパッパッパっと描かれて、科特隊が組織される経緯が前提として語られる。ウルトラマンが登場するシーンには感動した。モクモクと立ち上る土煙のなかを巨人が立ち上がる。なぜウルトラマンが地球にきたのか、理由はお話の最後に語られる。
前半に怪獣との対決シーンが続けてあって単純に楽しめる。後半は星人が出てきて、最後はウルトラマン自身が人間か外星人なのか悩むような物語展開。ウルトラマンが地球を守るために命をかける理由はなにか・・・。
”実相寺アングル”が全開とか、原作からの引用も多かったり、メフィラス山本さんとウルトラマン斉藤さんの”飲みに行っちゃうバディ感”とか、楽しめる要素は多かった。
怪獣やウルトラマンはフルCGのおそらくモーションキャプチャ。怪獣の方はちょうどいい感じだったのだけど、なんでかウルトラマンの”テクスチャ”には少し違和感があったかな。生きている感じがしない、というのか、CG過ぎるというか・・・。
昭和のウルトラマンに慣れすぎてしまっているのかもしれない。あのスーツを着た人間の入っているウルトラマンに眼が慣れていて、あの姿や動きを”本物”と思い込んでいるのかもしれない。まあ、これは感覚の問題だから仕方ないね。
12477歩 8.7km 535kcal 40.9g