2023.2.5.　「レジェンド＆バタフライ」

よく晴れている。

午前中のうちにできる仕事を一通り済ませてから二人ででかけた。
今週も川崎・チネチッタへ映画を見に行く。今日は女房の希望で「レジェンド＆バタフライ」。

たまたま、先週「すずめの戸締まり」を見たのと同じスクリーン。先週と違うのは客層。端的に言って平均年齢が高い。木村拓哉・綾瀬はるか主演作だと中高年に人気が出るんだね。

信長と濃姫の物語。そう言うしかないくらいにお話を”集約”させていた。いわゆる「信長の天下取り」のお話を期待していくとはぐらかされる。あくまでも信長と濃姫のお話になっていた。ご存知なストーリーだから説明は省くよ、ってスタンス。
濃姫が美濃から政略結婚で輿入れする場面からお話は始まる。のっけから濃姫が活躍する。信長を組み敷いてしまう（＾＾；。格闘だけでなく、なんとなくボーッとしている信長に天下取りの野望を植え付ける役も濃姫が担う。まあ、濃姫の記録は輿入れしたことくらいしか残ってないようだから、物語としては描き放題なんだろうね。綾瀬はるかさん演じる濃姫は躍動してとても魅力的。
後半になって天下布武へ躍進していく信長に対して、勢いがガクッと下がってしまう濃姫の描き方が残念だったなぁ。終始信長をリードし、それこそ本能寺の変で一緒に闘って討ち死にするくらいの展開があってもよかったな。
天下取りにかかわる主要合戦のシーンはほぼ描写を省かれたが、本能寺の変はひとひねりあってこれはこれで面白かった。流れがブレードランナーのラストシーンとかタイタニック（展開ね）を思わせた（＾＾；。映画的。
本能寺の変に到る過程に徳川家康もちょっと絡んでいることを匂わせる演出は今まであまり見たことなかった。そういや明智光秀＝天海僧正説ってのもあるんで、徳川家と光秀のその後の関係性を考えてのスジだったのかも。

アゼリアの食堂街で昼飯を食べてから帰路。小杉界隈は今日も混んでるねぇ。グランツリーでお惣菜を買ってから帰ってきた。8976歩　6.2km　380kcal　29.0g