2024.11.17. 日曜日
よく晴れている。
朝は早起きして二人で出かけた。
といっても近場。上野の国立博物館で開催中の「はにわ展」。開場時間の9時半過ぎに上野駅に降り立つと、すでに公園は人でいっぱいだった。西洋美術館の「モネ展」には行列。動物園に向かう人の列。噴水広場前は角打ちフェスの準備中。そして、国立博物館の入場券売り場は大行列・・・。
ものすごい人気だ。ネットでチケットを買ってきてよかった。それでも5分くらい並んでゲートを通過する。平成館に向かうが、途中にキティ展をやっててこちらは50分待ち(!)。どーなってんだ、上野。
はにわ展も入場するまでに段階を踏んで少しずつ受付されている。待ち時間は「0分」表示ながらも入るまでに10分くらい並んだ。
当然会場内も激混み。まずは第二会場へ案内される。そこは「挂甲の武人」のベスト5つが一堂に会する展示室。なるほどねぇ。すべて群馬で製造されながらも普段は各地に散らばって展示されているんだね。教科書などで有名なのは国立博物館に所蔵されているものだけど、中にはアメリカの博物館に入っていたものも今回特別に運んできているそうだ。はにわって無表情なのがいいのよね。
コーナーはこまかく分かれていて、動物の埴輪がまず面白い。牛、馬、水鳥、猪、鹿、鵜、魚まである。船とか家とか大きなもの。埴輪のルーツとされる2m以上高さのある円筒形埴輪など。正装した男子と女子の埴輪。大人気の「踊る人々」埴輪なんて遠目にみると”ライブ会場”みたいな人だかりだった。
形が面白いだけでなく、当時の風俗や生活、何に価値を置いていたのかなどが垣間見える気がしてとてもおもしろかった。これはもはや古墳時代と併用して埴輪時代と呼称してもかまわないのでは?という感じ。
会場内はとにかく人が多くて疲れたが、各所に座る場所が用意されているのでなんとかいけるよ。売店のグッズ販売は盛況。ガチャガチャにも人気が集まっていた。
その後、常設展の「考古展示室」の埴輪などをじっくり見たところでスタミナ切れ。昼飯を食べに出ようということになった。
上野動物園前を突っ切って歩いていくと、右手に精養軒が見えてくる。中に入るとお高そうだったが、外にキッチンカーが出ていてカレーとハヤシライスを出していたのでここに決めた。ちゃんと精養軒のカレーだった。おいしかったな。ついでにゴボウとチーズのフライを追加。こりゃビールが欲しくなる味(!)。飲まなかったけど。
上野東照宮へ。女房は初めてきたそうだ。外国人観光客に大人気。五重塔が映るらしいね。
参道の階段を降りて不忍池。弁天堂を通ってボート乗り場前から湯島駅まで歩いた。
千代田線はすいていてよかった。地下鉄を乗り継いで帰ってきた。
ネットで大相撲を見ながらビールをいただいた。浜口京子さんのお喋りがパワフルでおもしろかったな。
7950歩 4.7km 293kcal 22.4g