2024.9.17. 火曜日

晴れてきた。また暑くなりそうだ。

荷造り作業を鋭意。いつもお買い上げありがとうございます。

昼飯を挟んで午後一番に窓口まで郵便物を持っていく。順調。

午後は本の整理。

先日聴いたエヴァの解説動画の内容がアタマに残っていて、つべにアニメ版の同時視聴をしているVTuberさんの動画が上がっていたのを機に仕事をしながら聞いてみることにした。
中の人は何歳くらいかなぁ。わりと主役のシンジくんに自分を当て嵌めて鑑賞している様子。その視点からだととにかく”大人”がずるく見えるみたい。あと、初手から描写の端々に”エロさ”を感じているようだった。そうだねぇ。やっぱりワタシら世代は一度”ロボットアニメ”と認識してしまうと、実はふんだんに現れてるエロ描写はおまけ程度にしか認識できない傾向にある。まあ、エロとエロとも思えないくらいの年頃になったあたりでエヴァを初見した世代ってこともあるのかな(^^;。童貞中高生の頃に初見するのと、30代になってから見たのではまったく違う物語として受け止めるのではないだろか。
このあいだの解説動画の見方は確かに成立するけど、それはこの物語の一面であってすべてではないかな。普通にロボットアクションを魅せたい物語として始まり、思春期の内面を掘り下げて普通なら誰にも語らないような人間の心理まで赤裸々に描いてしまう。聞いているこちらがいたたまれなくなるくらいに。
私小説ってのは本当だろう。太宰治を読んだあとのような苦い読後感に似た感覚。読むと後悔するくらい危険なのだけど、その語り口の魅力と危うさを放っておけずについ何度も吸い寄せられてしまう。
なんでそんなに魅力があるのか。それは解説動画にあったとおり、作者の前に登場人物のような人が本当に居て対峙したことがあったんだろうなぁ。完全創作上の人物にこれだけ人を惹きつける魅力をたくわえさせるには相当な嘘と労力が要ると思う。書けない。
作者本人が思い出しただけで身悶えするような想いを作品の中に込めてぶつけてきている、のかもしれない。
5182歩 3.1km 198kcal 15.1g

秋葉原
α5100 E20mmF2.8
2024年09月17日 | Posted in 甘露日記 | | Comments Closed 

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