2025.2.3. 月曜日
くもり空。寒いね。
午前中のうちに荷造りした荷物を出しに行ってきた。今日は午後から交換会へ行くつもり。
昼過ぎに東横線に乗った。車中では今日も夏目漱石「明暗」の続きを読む。主人公津田とその周りに居る人達の内面を描く。おそらくこの作品は映像化はできないと思う。仮に映像化したとしても、難しいだろうね。場面と登場人物は都度変わるが、心情の変化など登場人物の内面を掘り下げていく。セリフと心情、行動と心情などが必ずしも同じ方向に向いていなかったりするので、非常に「絵」にしにくい(はず)。絵で内面を表現できなければナレーションで補うしかないが、セリフの3倍以上もナレーションを流すようなことはできないだろう(^^;。
ストーリーは登場人物の入れ替えと場面転換のためにあるだけなので、あくまでも人間と人間がそれぞれの立場と思惑をぶつけ合うことが主題になっている。
津田の学生時代からの友人である小林が外国へ渡る。津田の持っている外套(学生時代に作ったもので今は使っていない)を譲ってほしいと言われ、飲みたくもないのに飲み屋に誘われる場面で神保町に到着。
古書会館。入札を終えて昼飯。神田明神へ向かう。
そうか、今日は節分祭があるんだね。境内には舞台が設置されていて規制線が引かれていた。もうすぐ節分祭が始まる様子。明神会館前には節分祭で登壇する人たちの列ができていて、木遣りの声が響いている。列には有名人が何人も。尾上菊之助さんや立川志の輔師匠、和泉元彌さんたち著名な方々をお見かけする。いいねぇ。華やかで。
行列が過ぎたので、明神男坂から降りてアキバまで。隣町なのに雰囲気が違うもんだねぇ。まあ、木遣りが響いて笙の笛が流れている場所と違うのは当たり前やね。
日比谷線に乗って帰ってきた。
8075歩 4.8km 314kcal 24.0g