2024.3.14. 定休日3
よく晴れている。
荷造り作業を鋭意。いつもお買い上げありがとうございます。窓口へ持って行くことにする。
ツイートとニュースの編集。予定通り出せそうです。
昼飯を挟んで、午後は本の整理。昨日に引き続いて写真を1X1で撮影した。スマホにも1×1モードがあるけど、ワタシが使っているカメラはNIKON P340。ここんところフィルムカメラが面白くて出番もなかったからちょうどいいかな。それにしても今カメラ何台あるんだろうか・・・。SONYのミラーレス機が複数あるんだけど、SONY機って1×1のフォーマットがないんだよね。ファームウェアを更新してくれないだろうか。あると便利なのよ。
夕方になって整骨院の予約時間が来たので行ってほぐしてもらってきた。「左肩が硬いですね」と指摘をうける。日替わりで凝っている箇所が変わるね。今日は早めに休もうかしら。
仕事をしながら、今日はアマプラでジェームズ・キャメロン監督「タイタニック」を流した。アカデミー賞の流れで過去作が見られるようになっているのかな。
何度見たかなぁ。何度見てもいいね。
冒頭は現代のシーンが流れ、大西洋で今も沈没しているタイタニック号の内部に潜水艇が入って探索が行われる。いわゆるトレジャーハンターが出資者を募ってタイタニック号の中に眠る「碧洋のハート」というダイヤモンドを掘り当てようというプロジェクト。その様子をたまたまTVで知った100歳を越える老女が、TVに写っている回収物の中にある女性が描かれた一枚のスケッチ画に目を留める。「あの絵のモデルは私よ」。胸には「碧洋のハート」があった。
この現代パートを描いている時間はたっぷりあって、ちょっと長すぎんじゃないか、と思ったこともあったけど、最後まで観るとラストシーンへの伏線になっている重要なシーンだったことがわかる。
老女はタイタニック号遭難事件の生き残りだった。彼女が遭遇したタイタニック号の氷山衝突事件の顛末を語るかたちで映画は1912年4月のイギリス・サウサンプトン港の賑いを描き始める。
当時のイギリス社会の”現実”が物語の中に織り込まれている。主人公のジャック(演:レオナルド・ディカプリオ)は絵描きで、たまたまポーカーで勝ち取った切符を手にタイタニック号に飛び乗った。ヒロインのローズ(演:ケイト・ウィンスレット)は上流階級のお嬢様で、婚約者とともにアメリカへ渡るところだった。その婚約者から「碧洋のハート」を贈られるものの、彼から受ける束縛に嫌気がさしていた。この”上流階級”の息苦しさ。ローズはこんなイヤな世界で生きる前途に失望し船上から身を投げようとする。たまたまそこに居合わせた彼女を救ったのがジャックだった・・・。
とまあ、お話はそこまで複雑ではない。が、各場面のディティールがとても緻密なので画面全体から溢れる説得力が強い。音楽もとてもいいからなぁ。仕事をしながら聴いてるだけにしようと思っていたけど、たびたび手が止まって見入ってしまった(^^;。
夕焼けの海。二人が船の舳先で腕を広げている有名なシーンが描かれたあと、タイタニック号遭難事件がこれまたとんでもないリアリティで描かれていく。救命ボートは乗員の半分程度を乗せられる数しか用意がなかった。衝突から沈没まではたったの2時間。ただただ混乱する船内。一等とそれ以外。女性・子供と男性。運命の別れ道。
タイタニック号の沈没は歴史として知っていても、巨大な客船が沈没する様を見たことがなかった。監督がもともとタイタニック号の研究家だったからあれだけの情報量で再現できたんだそうだ。映画の企画があったから調べて描いたのではなくて、調べていたから映画にできた順。
船が真っ二つに割れて船体の傾きが大きく上下してから一気に海中へ飲み込まれていく。大変な混乱のあとに訪れる死の静けさ。氷山が浮かぶような氷の海でほとんどの人が低体温で亡くなっている中、ヒロインのローズは生き残る。
現代のシーンに戻り、事件から80年経った彼女は隠し持っていた「碧洋のハート」を海に投げ入れ、当時の写真に囲まれながら眠りにつく。往時のタイタニック号船内でジャックとローズがクルーたちに祝福されながら結婚するシーンを描いて映画は終わった。
やー、泣くよ。これは。セリーヌ・ディオンの歌声も感動的。
2765歩 1.3km 49kcal 3.8g