2024.5.5. 日曜日

よく晴れている。いい陽気だね。

午前中までに仕事を一通り済ませてから二人で出かけた。
GWなので近場を散歩する。丸子橋を渡る。河川敷の広場にはテントを広げたグループがいくつも。今日はイベントやってないんだね、と女房。
渡ってすぐの交番となりは病院を建てる工事中。既存の病院が移転してくる、と看板が立っている。
浅間神社下にあるパン屋さんで昼飯を買って商店街を歩く。和菓子店で鮎焼きを売ってたので3つ買った。鮎焼きといっても鯛焼きとおなじで鮎を焼いたものじゃないよ。お菓子だよ。ワタシが子どもの頃から売ってる。
多摩川台公園の坂を上がる。あじさいの蕾ができ始めていた。今月の後半には咲くんだろうなぁ。
多摩川を望めるベンチに座ってパン屋さんで買ってきたサンドイッチと鮎焼きを食べる。おいしいねぇ。鮎焼きは焼き立てでホカホカしていた。
新緑の間からの木漏れ日。松林の隙間から小杉の高層ビル街。いろいろな車両が走るようになった東急線。
振り返れば亀甲山古墳。都内有数の巨大古墳が目の前に。発掘調査が行われていないので詳細は不明ながら4世紀ごろに作られているらしい。

古墳群の道を歩き、虹橋の階段を降りて多摩川沿いへ降りる。ここからが分かれ道。丸子川(用水)沿いの道を歩いていく。右手がずっと国分寺崖線で、左手が住宅とその先に多摩川河川敷。クルマは時折通るもののほとんどなく、たまにワタシたちと同じようにお散歩している人とすれ違う。
八幡橋の交差点を右に入る。その先が今日の目的地「寮の坂」。中世のころ坂の手前にある傳乗寺と宇佐神社の学寮があったことから名前が付いたそうだ。江戸期には川崎泉澤寺と奥沢浄真寺の中間拠点をむすぶ軍事道路として兵馬が行き来していた、と案内書きの石板にあるので、多摩川の堤防が整備される前は今よりも河川敷が広かったのかもしれないなぁ。
住所はいつの間にか世田谷区尾山台になっていた。坂を上って国分寺崖線の頂上まで登ってきた。閑静な住宅街のど真ん中。大きなお屋敷跡がなにかの建設予定地になっている。その先はまた急に谷戸地形の崖になっていて、籠谷戸というらしい。ここまで多摩川の水が打ち寄せていて川を使った物流品はここから陸揚げされていたとか。現在は田園調布雙葉学園の敷地になっている。
坂を下り籠谷戸の底まで降りて、ヒーヒー言いながら向かいの坂を登っていく。住所表示はいつの間にか大田区田園調布に変わっていた。

まるであみだくじのようなルートをクランク状にたどりながら田園調布駅に到着。やー疲れたね。駅前のベンチに座ってお茶を飲みながら一休み。駅前のロータリーにはクルマがひっきりなしに入っては出ていく。かつての駅舎(復元)前にはバラ花壇と噴水がある。整備されているねぇ。

地下ホームの東横線に乗って帰ってきた。お疲れさまでした。
12637歩 6.3km 228kcal 17.4g

寮の坂
α7III SUMMICRON35mmF2
2024年05月05日 | Posted in 甘露日記 | | Comments Closed 

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