2024.10.27. 日曜日
くもり空。
今日は早起きして出かける準備。千葉へ墓参りに出かける。当初は4人で行くつもりだったが、急遽2人で行くことに。
衆議院議員選挙投票日だったので、出かける前に投票をすませてステーションへ向かった。多摩沿線道路をひた走り、大師から高速に乗ってアクアライン。海ほたるに到着。帰りには来れない可能性が高いのでお土産を先に買ったりする。
最上階のデッキを一回りして風景を楽しむ。陸地はどんよりと雲が広がっていたが、東京湾上は晴れていた。羽田へ向かう飛行機が次々平行に降りていく。もう今やジャンボジェット機とかないんだね。小型機がどんどん増えてる。
再びアクアラインを走って千葉へ上陸。霊園に到着してお花を供えて線香を点けてお参りした。およそ1年ぶり。普段なかなか来ないけど、年に一度くらいは観光も兼ねて参りますよ。
さて、レクリエーション。ナビには富津公園と入れて走り出す。およそ30分ほど走ると富津岬に入った。ここは東京湾に突き出した巨大な砂州で、明治から昭和初年にかけて岬の先端は対岸の横須賀とともに首都防衛の最前線だった場所だ。かつて建造された砲台の跡が海上に残っていて、富津公園にも砲台跡がある。
クルマを駐車場に停めてまずは昼飯。女房は貝フライ定食。ワタシは穴子天丼。巨大な穴子天が載っててふわふわで美味しかった。TVではワールドシリーズが中継されていた。
富津公園を散策。大池とされる場所は明治17年に完成した砲台を囲む濠で、橋を渡ると台場構造がまるまる残っている。坂を登った先にレンガとコンクリートでできた砲台跡が2つ並んでいて、片方には展望台が建てられていた。いい景色。天気が良ければ富士山がきれいに見えるだろうに。雨がポチポチ落ちてきた。
海際で背の高い松がいくつも植わっていて、池そばということもあって鵜が至る所にとまっていた。まあ、餌には困らないだろうし。
砲台は大正時代に入ると軍事技術の進歩により実質的に兵器としては使えなくなり、富津岬は実射試験場として運用されることになる。結局沖の海堡とともに終戦まで砲台が実戦で使われることはなかったそうだ。戦後は天皇陛下が行幸されて御手植えの松と御製の歌碑が据えられたうえで公園として開放される。
クルマで岬の先端へ移動。わりと駐車場も混んでいた。釣りのお客が多め。展望台に登ってみると、海水面ちかくを水鳥が大集団で飛んでいく姿を見ることができた。雨は降らなかった。
木更津駅近くのお店でいつも買う佃煮をお土産にしようと思っていたら日曜はお休み(^^;。素通りして中の島大橋際の鳥居崎海浜公園の駐車場にクルマを停めた。
「木更津キャッツアイ」で知名度が全国区になったみたいで、恋人の聖地になっているらしい。歩道橋としては日本一の規模とのこと。
中の島にはとくに何もないので、橋のてっぺんまで行って景色を眺めて降りてきた。曇っていた空の雲間から海面に太陽光が落ちてなかなか神秘的な風景だった。
旧フェリー乗り場前にある厚生水産の売店で佃煮などを買ってからクルマに乗り帰り道。金田ICの渋滞にはまりながらも、アクアライン本線の渋滞は思っていたほどでもなく、無事暗くなりきる前に帰ってこれた。
8125歩 4.8km 295kcal 22.6g