2022.6.11. 葬儀の日
くもり空。
今日は叔母の葬儀が営まれる日。雨が降らなければいいがなぁ、と思いながら時間になったので出た。
すでに両親は出る準備を終えて玄関先に居た。ちょうど良かった。3人で大楽院へ向かう。女房たちは30分後にあとから行くタイムスケジュール。
到着して母親が副葬の品物を葬儀社さんに渡す。着物とか写真とか入れ歯とか。その後、喪主であるオヤジが葬儀社さんとご住職のところへ。お布施を直接お渡しに。戒名を付けていただいた。
ワタシはレンタカーを借りに出る。歩いて10分くらいの距離。特に混んでいなかったので手続きはスムーズに進んだ。クルマは3ナンバー車。なかなか運転する機会もないからスタート時には少しまごついた。特にシフトレバー(^^;。こういうのって基本”慣れ”の問題だからねぇ。
再び大楽院へ。クルマを停めると、弟夫妻も女房たちも到着していた。これで一安心。線香に火を灯してから着席したのが開始20分前。10分前くらいから式次第の説明を受ける。時間になり合掌するなか、ご住職が入場してお経が始まった。
いわゆる梵字のお経のほかに、法話のような文が入る。そこでは平家物語には諸行無常を説いていたり、方丈記で鴨長明がゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず、ということを言っていた、と説いていた。生まれたからには誰もが死ぬ。そういう教えを端的に。香とご住職の経を読む澄んだ声を浴び続けた。ありがたい。
焼香。初七日法要も続けて行い、棺に副葬の品を入れてからお花で満たす。出棺。クルマに乗って斎場へ向かった。
この時点でずいぶんとホッとしていた。もちろん斎場から帰るまでは終わらないのだけど、気持ちはすこし軽くなっていた。
霊柩車の後ろについて走り、特に渋滞することもなく40分ほどで斎場へ到着。広い駐車場。真ん中に停める。すぐに告別室へ案内され、最後の焼香をしたら炉へと。お別れです。
2階の休憩室へ移動。食事の時間。全部で7名なのでささやかな会になったが、家族それぞれの近況を話しながら時間は過ぎた。出してもらった仕出しはお造りまでついてとても美味しかった。
およそ1時間が経つとアナウンスで呼び出しがある。「収骨のご用意が整いました」と。再び1階へ降りて収骨室へ。喪主が呼ばれてまずは遺骨の本人確認がある。そのあと収骨。かかりの人に骨の種類を説明されたりする。最後に頭部の骨を骨壺に収めて蓋がしめられた。埋葬許可証が一緒に桐箱の中へ。
ここで弟夫妻とはお別れ。いつものメンバーでクルマに乗ってウチまで帰ってくる。霊柩車の中でどんな話をしてたの?と聞いたら、オヤジは「そりゃいっぱい話をしたよ。全然しゃべらない時間なんてなかったよ」と。そりゃよかったね。
ワタシがレンタカーを返却している間に葬儀社さんが祭壇を設えてくれていた。6年半ぶりの帰宅ってことになるのかしら。お線香をあげた。
このあとは後日に病院の精算や役所への届け出などが待っているが、とりあえず今日のところはお疲れ様ということで解散となった。
ウチに帰ってから娘がパンを切ってラスクを作ってくれた。ちょうど小腹が空くタイミングでパクパク食べた。その後は積み上がっていた仕事に向かっていく時間。
夕食後はオークション落札品のメール書き。いつもお買い上げありがとうございます。
7906歩 5.5km 332kcal 25.4g