2021.12.5. 木更津-富津
よく晴れて寒い。
今日は一人墓参りに出る。クルマでアクアライン。空いてる。せっかくだから海ほたるへ寄る。もう何度も来ているけど、それほどの頻度でもないから寄りたくなる。今日は朝なのに混雑モードなのか、案内の人が出て誘導してくれる。普通なら3階の駐車場に入るところを2階の駐車場に入れるように誘導された。ルート上には誘導の係がポイントごとに配置されていて、海ほたるの1階からETCルートを経て2階の駐車場に停められた。ちょっと驚くねぇ。
カメラを持って海ほたるの屋上テラスへ。団体客を含めて大勢人が居た。みなさんちゃんとマスク着用。階段を降りてシールドマシン刃の複製が置いてある場所まで行ってみた。以前は一旦降りたらあとが大変と思っていたけど、今はそうでもないな。
水を買って再びクルマに乗り込んだ。
行き先は木更津市内の霊園。去年に続いて二度目なのでナビの案内もあったけどなんとなく道も覚えていた。もうすぐ墓じまいをする、と聞いていたからどうかな、と思ったが、果たしてもう片付けられていた。「共同墓所」の看板に二人の名前があった。ああ、よかった。ここだったか。ちゃんとお花も飾ってあるし、線香も香っている。ワタシも持参した線香を手向けた。やっぱり気持ちが落ち着く。たぶん自分のために来ているんだと思う。ただただ気持ちを受け止めてくれる。
せっかくなので、富津岬までクルマを走らせる。木更津市街まで一気に進み、湾岸のいずれ第二アクアライン連絡道になる予定地を延々走っていくと、その先に富津岬がある。展望台まで行くと、駐車場が少し嵩上げされていた。クルマも停めやすいね。
風が強くて寒いためか、人はそれほど多くないが、全然居ないわけでもない。景色がいいからなぁ。目の前に第一海堡と第二海堡が見える。今日は船が少なめかな。
再びクルマに乗って富津公園の駐車場に入れる。昼飯を食べにお店に入った。昨日のうちに調べておいたが、このお店は穴子天丼が名物とのこと。ああ、こりゃおいしいや。身がふわふわで全然クセのない味。デカいし大満足。このお店の子が二人いて、おとなしくお昼を食べていた。時折ワタシと目が合うとニコッと笑ってくれる。愛想が良いね。
店を出て富津公園へ。このあたりは明治の頃から要塞として軍事利用されていた歴史がある。元州堡塁砲台という名前の地図上からも分かる砲台跡が外濠とともに保存されている。展望台が建っているので上がってみると、これがまあ眺めのよいことで。
観音崎砲台、猿島要塞、第一海堡、第二海堡とともに東京湾防衛のためにほぼ同時期に建設されている。日清・日露戦争を想定した装備だったはず。大正時代になると兵器としては使用されないまま除籍となったそうだ。その後、富津は武器開発の実験場として使われた。その時の遺構(トーチカなど)が公園内に点在している。
昭和30年に天皇陛下が行幸され「お手植えの松」が残っているのを確認したところで駐車場に戻った。さて、帰りますか。
館山道の木更津南から乗ったのはよかったが、連絡道の金田手前で事故渋滞。これが思った以上に進まず大ブレーキ(^^;。事故といってもチョコンと追突した程度のようだった。まいったね。
金田の料金所渋滞を過ぎたらあとはスムーズ。大師までノンストップで走ってこれた。
夕食前にフィルム現像を済ませた。今日はいろいろ詰め込んだ1日になったなぁ。
9899歩 6.4km 373kcal 28.5g